米国の追加給付金 復活の米国株!?倍返しだ!!

 

 

米上院は6日、バイデン大統領が提案した1.9兆ドル(約200兆円)の新型コロナウイルス対策法案を民主党主導で可決した。

経済対策の柱は1人最大1400ドルの現金給付(3月中に給付予定)←前回はこのお金が直接市場に流れましたが、今回はリオープニング銘柄(レジャーや旅行)に流れるでしょう

現金給付は今回で3回目、合計で1人最大3200ドル←過去最高に国民のバランスシートが整ってる。(借金も返してみんなお金を使いたがってる)

 

つまり、現在のアメリカは多くの国民がワクチンを打ち、さらにお金もたくさん持っている状態。みんなパーッと使いたくてワクワクしている状態です。

 

以上のことより、経済の回復は目前でありながらFRBは金融緩和をやめないという、株式にとってこれ以上ないチャンスが訪れようとしているのです。

 

ここでもう一つ大事なことがあります。

それがこちらの記事

上院は5日朝から徹夜で追加の新型コロナ対策を審議し、6日昼に関連法案を可決した。与党・民主党側は全50議員が賛成票を投じたが、共和党は出席した全49議員が反対に回った。バイデン氏は「米国の結束」を求めて超党派合意を目指したが、早期の経済対策の発動を優先して民主党の単独可決に踏み切った。(日本経済新聞より引用)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN064Z30W1A300C2000000/

 

つまりこれはリコンシリエーションを使ったということ。

 

リコンシリエーションとは

アメリカで法案を通す時(インフラストラクチャー法案やクリーン法案)は上院で60票が必要になる

60票に満たない場合はリコンシリエーションと呼ばれる方法をとる

これには条件が付く(①5年間の期限付き、➁1年に1回しか使えない

 

また、アメリカでは予算は法案として毎年出される。

法案は下院で可決された後に上院に回される。

その時リコンシリエーションを使うと他の法案は60票を超えないと打ち出せない。

 

つまり、今回の給付金でリコンシリエーションを使ったので、バイデンがやろうとしていた、クリーンエネルギーなどは今年は実行できなくなった。

 

 

今回のまとめ

ワクチンの進展給付金の追加給付によりアメリカの景気は一気に回復すると予想されます。

また、景気の回復に伴って金利も上昇しますが先日のFRBのQ&Aを聞く限り、金融緩和はまだ続くでしょう。

つまり、景気の回復金融緩和のダブルパンチで株式市場はアツい相場となるでしょう。

加えて、今回の追加給付法案を通すために、リコンシリエーションを使ったので今年中にはクリーンエネルギー法案やインフラストラクチャー法案は絶対に通りません。

 

明日の株式市場は上げるかもしれませんがまだ、入らないでください。

機関はこの好環境の中でもう一度ふるい落としに来る可能性があります。

こんなにボロボロになって、ようやく希望の光が差し込んだタイミングでもう一度ボコボコにします。

あいつらはそういうことを平気でします。

そして、完全に私たちの息の根を止めてからゆっくり買っていくんです。

なので、来週はよくよく相場を観察してください。

いいですか?「買いはゆっくり、売りは素早く」ですよ!!

仮に、ふるい落としが来なくてもいいんです。

胴体の60%を利確できれば、損を出さなければ