金利の低下!つかの間の休息。ここらへんで一度整理、好決算だった$RKTってどんな会社?
2021年2月27日
今日は金利が少し落ち着いて1.419%(前日比-6.98%)になりましたね。
そのおかげか私のポートフォリオの半分を占める$ZMは+2.43%とまずまずでした。
金利が落ち着いてもやはり、$NCNOや$AIなんかのIPO株はボロボロですね。
ハイパーグロースが金利上昇に弱いことは身をもって体感できました。
それに比べてリオープニング株は絶好調で$CCLや$Hなんかは上げていました。
昨日も言いましたが金利が安定するまでは株に手を出してはダメです。
今回は昨日好決算を出した$RKTについて詳しく見ていきましょう。
まずは昨日好決算を出した$RKTについて
$RKTは全米最大の住宅ローンの会社つまりオールドエコノミーに分類されます。
ロケットカンパニーという名前はロケットのように早く住宅ローンを組めますという意味合いで全く宇宙とは関係ありません(笑)
創業者はダン・ギルバートによって創業されました。
2020年8月5日にIPOしました。
大型のIPOのため初日に公募割れしました。がその後無事に公募価格まで戻しました。
幹事構成はGS、MS、BAC、JPMといったウォール街のほとんどの証券会社が参加していました。
住宅ローン市場は非常に大きく、細分化されている。
市場のサイズは10兆ドルでロケットカンパニーはナンバーワンのマーケットシェアにもかかわらず全体の6%しかシェアがないのです。
つまり、これからもっともっと伸びる可能性があります。
住宅ローン会社にとって知名度が高いことはとても有利です。
さらにロケットカンパニーは「ネット」に力を入れており、その形態は成功しています。
消費者は少しでも安くローンを組むためにネットを使って検索をしますから。
ロケットカンパニーのおいしいところは住宅ローンを組む時のおいしい部分だけをいただいて、後の回収はほかの業者に任せるところです。
つまり一番儲かる仕事だけして、後の面倒で儲からない仕事を他に転売するというビジネスモデルなんです。
今回のまとめをしましょう
1、金利が落ち着くまでまだ売買してはダメ。
2、ロケットカンパニーは今回の決算はいいし特別配当も出してる。
3、ネットをうまく使ってビジネスを成功させている。
4、マーケットシェアが6%とまだまだ伸びしろがある。
5、知名度が高くそのことが有利に働いている。
6、おいしいところだけを持っていくビジネスモデル
とこんな感じです。$RKTいい会社に見えてきましたね。
しかし、短期の人はここらへんで降りてもいいでしょう。金利の上昇はローン会社にとって逆風であることは間違いないですし。
最後に本の紹介です。
この本はテクニカル分析がいかに大切かを教えてくれます。
「市場はすべてを織り込んでいる」つまり、テクニカル分析はファンダメンタル分析も織り込んでいるということになります。テクニカル分析のいろはを教えてくれる一冊です。まだまだ初心者で勉強をしたい!という人には絶対に読んでほしい本です。